VIDEO 02 / 集中定数回路

同じ導線なのに、電位が違う?

信号が伝わる時間から、いつもの回路図を使える条件へ。集中定数回路の考え方を、6つの場面で振り返ります。

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動画の順番に沿って、ポイントをまとめました。

  1. STEP 01

    同じ導線でも、電位がずれる?

    回路図では、同じ導線上の2点を同じ電位として扱います。しかし周波数が高くなり、信号が届くまでの時間を無視できなくなると、その扱いが成り立たなくなります。

    同じ回路の導線上のAとBで、周波数を上げると電位が異なる図
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  2. STEP 02

    AからBへ届くまでに時間がかかる

    配線の長さをℓ、伝搬速度をvとすると、伝搬時間はτ = ℓ/v。Bの波形は、Aの波形からτだけ遅れて現れます。

    AとBの回路上の位置、上下に並んだ電位の時間波形と、山の到着時間の差τ
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  3. STEP 03

    伝搬時間を、波の1周期と比べる

    2つの波形を重ねると、同じ時刻でも電位が違うことが分かります。伝搬時間τが周期Tより十分短ければ、この遅れによる電位差は小さくなります。

    AとBの波形を重ね、伝搬時間τと1周期Tを比較し、τ ≪ Tを示す図
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  4. STEP 04

    時間の条件を、長さの条件へ

    1周期で進む距離が波長λです。τ = ℓ/vを使うと、τ ≪ Tはℓ ≪ λに読み替えられます。配線が波長より十分短いことが、近似の目安になります。

    伝搬距離と波長の図、およびτ ≪ Tからℓ ≪ λへ変形する途中式
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  5. STEP 05

    50Hzでは、波長はどのくらい?

    伝搬速度を20万km/sとする例では、50Hzの波長は約4,000km。身近な短い配線では波長に比べて長さが十分小さく、伝搬の遅れを無視できます。

    速度20万km/sを50Hzで割り、波長4,000kmを求める式と短い配線
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  6. STEP 06

    いつもの回路図は、近似モデル

    配線内の伝搬遅延を無視し、抵抗・コイル・コンデンサなどの部品に働きをまとめる。これが集中定数回路です。回路全体の時間変化や、部品による位相差をなくすわけではありません。

    ℓ ≪ λの条件のもとで配線内の伝搬遅延を無視し、集中定数回路として扱う図
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